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前例がないのであれば作ればいいのか

よく、前例がないのであれば自分が初めての例になればいい、と言う人がいます。
自分が先駆者になって同じようなことで悩んでいる人の希望になりたい、というのはけして悪いことではありません。
しかし中には悪意を感じるようなこともあります。
以前から申請をされてもお金が下りないということになっていることに対して、それはおかしいから自分が最初の受給者になる、と決意をして動くという人がいます。
しかしそうなると、同じような状況の人で受給を拒否された人がどう感じるのか、ちょっと立ち止まって考えて欲しいです。
法律は弱者のため、また世の中の秩序を守るために必要なものだと考えられています。
しかし本当の弱者には届かないということもあります。
自分が本当に先駆者になるのか、そうするとどういう影響があるのか、ということを考えた上で行動をしなければいけません。
自分なりに法律もしっかりと勉強をしなければ、周りにも迷惑をかけることも覚悟しておくべきです。

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